◆津屋崎千軒の町歩き◆
〜そうつこう“町家に卯建や鏝絵が残る路地”〜 「津屋崎千軒 海とまちなみの会」のガイドが、津屋崎のディープな魅力をご案内いたします
津屋崎千軒民俗館「藍の家」(明治34年建築の紺屋・旧上妻家住宅。国登録有形文化財)
豊村酒造(明治7年創業。塩木の松の梁が大きく、津屋崎千軒を代表する町家で、酒林両脇の白壁を龍の鏝絵が飾る)
「麦屋惣平衛邸」(明治40年建築の卯建の上がる町家。麦野時雄・第12代津屋崎町長宅)解説案内板
塩倉庫(江戸、明治の津屋崎の繁栄を支えた「津屋崎塩田」を今に伝える赤レンガ造りの遺構・旧熊本塩務局津屋崎出張所付属文書庫)
福津市複合文化センター「カメリアステージ」(旧市津屋崎庁舎をカフェ付きの「図書・歴史資料館」として再生、平成29年7月8日オープン)
筑前津屋崎人形巧房(江戸時代中期創業。内田康夫の小説『化生の海』にも登場)
教安寺(鎌倉時代開山の浄土宗寺院。江戸初期、福岡藩に津屋崎浦の漁場拡張を直訴し、願い叶った後、処刑された浦庄屋と組頭5人の「義民六人士」を六角堂の首塚に祀る)
波折神社(津屋崎の氏神。7月に津屋崎祇園山笠でにぎわう)
旧「吉田醤油屋」(明治時代、濃口醤油の醸造と卸・小売を営業。明治33年=1900年=、パリ万国博覧会に伊万里焼の特製瓶に入れて醤油を出品)
佐治徳左衛門屋敷跡(江戸時代の造り酒屋で、伊能忠敬が文化9年に津屋崎を測量した際に同屋敷に宿泊。佐治徳左衛門は寛政12年、津屋崎浦を訪れた第10代福岡藩主・黒田斉清公に津屋崎浜で採った21種類の貝の絵図を献上した)
旧「乙藤(おとふじ)商店」(明治末期創業の荒物屋。1.2階庇の木彫り彫刻、2階の欄間や段差のある凝った造りの天井、格子窓に粋な商家の風情がある)
貝寄せ館(「津屋崎千軒 海とまちなみの会」の観光ガイド
拠点事務所=原則として毎月1回、日曜の11−15時開館=。つやざき名物「恋の塩」も販売)
新泉岳寺(大正2年建立。赤穂浪士の墓は、東京高輪の「泉岳寺」から許可を得て寺号と浪士の墓砂を分霊としてもらい受けた)
黒田養心(ようしん)公屋敷跡(養心公は、初代福岡藩主・黒田長政の父如水の異母弟で、如水と長政に仕えた)
善福寺(本尊は、馬頭観世音。元和9年、初代福岡藩主・黒田長政公の柩を船で博多へ運ぶ途中、時化に遭い、柩を上げ垣を巡らせて安置したことから「垣の内観音」とも呼ばれている)
浜の町の地蔵堂(石の地蔵が漁師の網にかかり、引き上げて祀ったのが始まりという。堂のそばには庚申尊天の石碑や、恵比須様と秋葉様の祠もある)
津屋崎漁港(イカ釣り船やボートが係留され、毎日曜日には獲れたての魚介類の朝市が岸壁で開かれる
福津市お魚センター(鉄筋2階建て。1階では、漁協の新鮮な魚介類や水産物加工品などを販売。2階は漁港食堂「空と海」)
「活洲場」跡(明治40年、渡の醤油醸造家・占部太平を社長に、筑豊の伊藤伝右衛門 、麻生太吉など炭鉱経営者が株主となって創立した「津屋崎活洲会社」が、渡半島南端・曽根の鼻に延長約240mの突堤を築いて約2,300平方mの活洲場=いけすば=を造り、活洲の遊覧と活洲料理を開業、3年間来場者で賑った跡地。 )
在自唐坊跡展示館(12世紀の日宋貿易の中国人居留地遺跡・「在自西ノ後=あらじにしのあと=遺跡」)
世界遺産登録「『神宿る島』宗像・沖ノ島と関連遺産群」構成資産・「新原・奴山古墳群」(福津市北部に広がる東西800mの台地に古墳41基が水田や畑の間に点在)
福津市まちおこしセンター「津屋崎千軒なごみ」(JAむなかた津屋崎支店跡地に平成21年開館。観光案内や展示コーナー、交流プラザ、20畳の和室などを収容。火曜定休)
朝鮮通信使と相島交流の碑(平成21年に「津屋崎海水浴場」東端の駐車場に設置された石碑。江戸時代に朝鮮から日本に派遣された「朝鮮通信使」との相島=福岡県新宮町=交流の案内板として、同19年の「朝鮮通信使四百周年」に当たり制作)
日本海海戦紀念碑(渡半島の大峰山=標高114m=山頂に昭和9年建設され、高さ11.4m。碑文は、明治38年の日露戦争を勝利に導いた旧日本海軍連合艦隊司令長官・東郷平八郎元帥の揮毫)
東郷神社(大峰山中腹にあり、御祭神は東郷平八郎命)
宮地嶽神社(福津市宮司元町にある商売の神様。正月三が日の参拝客が約百万人と九州では太宰府天満宮に次いで多い。主祭神は、神功皇后)
宮地嶽古墳(「宮地嶽神社」奥之院にある直径34mの円墳。7世紀前半に築かれ、墳丘内部の巨大な横穴式石室は全国で2番目に長い全長23m)
津屋崎の恋人岬(NHK福岡放送局が2015年1月放送した「福岡発地域ドラマ」『ここにある幸せ』(津屋崎物語)の舞台となった福津市渡の「恋の浦」絶景地)
宮地浜「夕陽風景時計」(「津屋崎千軒 海とまちなみの会」が2014年7月、市民募金で福津市の「宮地嶽神社」参道突き当たりの宮地浜に建設した「夕陽が沈む方向と時刻、水平線に見えるパノラマ風景が分かる」時計。同会が福津市都市計画課との共働事業で設置した「津屋崎里歩きフットパス」=歩程約6.8K=の発着点になっている)
福津市の「宮地浜無料駐車場」に立つ「津屋崎里歩きフットパス」案内板
"海を渡る蝶"・アサギマダラが5月中旬〜6月中旬飛来する「津屋崎浜」
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